壱円のブログ

動画の裏話を書きます

動画解説⑤ マインクラフト-マインクラフト-マインクラフト-マインクラフト

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【作った経緯】

自分の動画がガチで全然伸びなくてモチベを失っていた時、「流行にしがみつくのが良い」というアドバイスをとある動画投稿仲間からもらいました。

そういえば昔は今と違って流行りネタを使って大衆にウケる動画づくりを目指してたから、原点に戻って考えることにしました。

その時、「Bling-Bang-Bang-Born」を使ったMADが流行り出し、その中でも伸びている「マリオ-マリオ-マリオ-マリオ」を見て閃きました。

「この曲でガチな動画を作ろう」

マリオを見てもわかる通りこの曲のリズムは効果音MADと相性が良いので、自分も何か効果音メインの動画を作りたいと思いました。

そして、元々前から「いつか大好きなMinecraftの効果音MADを作りたい」と思っていたので、その二つが合わさり当動画を作ることになりました。

(それまでは曲は「Halland/Dalarna」で作ろうと思ってましたが前例が無く難しそうだったので中々手が出ませんでした。)

 

Minecraftの音MAD自体はニコニコにたくさんありますが、素材の味を残したシンプルなもの(音楽寄りでなくMAD寄り。伝わるかな。)は中々無いと思うので、今回はそれを目指しました。

 

きたない話ですが、とにかく「伸び」に飢えてました。

勿論「作りたいから作る」が一番の原動力ではあるんですけど、誰にも見てもらえないと自信が保てないので。昔からちょいちょいバズってきちゃったせいで変に期待するようになったのが原因なんでしょうね。(自虐風自慢じゃないよ)

「期待」って危険ですね。

 

ちなみにこの曲が音MAD界で本格的に流行る前から動画は出していましたが、こっちはガチな動画ではなく所謂おつまみ動画なのでノーカン。

にしては余裕で1万再生行ってるので鮮度って大事ですね。

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Minecraftをやっている人にしかわからない専門的な知識がある個所は緑文字にしています。

逆にMinecraftをやっていない人への解説箇所は青文字にしています。

 

 

【素材調達】

Minecraftにはゲーム内のアイコン画像や音声を全て集めたWikiが存在するので素材集めには苦労しませんでした。少なくとも音声面は。

Wikiから1つずつ音声素材を落とすと時間がかかりすぎるので、有志の方がまとめてZIP化してくれたのを使いました。

その内容は1.17までだったのでそれ以降(ラクダやカエル等)の音声は使うものだけ手動で落としてきました。

 

アイテム系の画像も全てWikiから自力で落としてきました。

webpで保存されちゃうのでChrome拡張機能で一つずつpng変換しながら。

 

しかしMob(=生き物)などの、アイテム以外の画像は一定の角度の1枚絵しかWikiにないので、こればかりはMinecraftの実際のゲーム内で収録しなければなりません。

これがなかなかの鬼門で、製作期間の半分はこれに費やしています。

ゲームを始めたら映像収録・出力機能(リプレイMOD)を使い、撮った映像の目当ての時間と画角を定め、背景を単色にして透過できる形にしてmp4で出力します。(透過aviだと重すぎて無理)

難しい作業は無いですが量が多いので物凄く時間がかかりました。

 

最初の頃は後ろに単色のコンクリートを並べてクロマキー用の背景を作ってましたが、リプレイ機能に「空を自動で単色にする」機能があることに気付いたので以降は作業量を減らせました。

それに気付くまでの撮影現場 ↓

 

また、プレイヤーの姿を消す機能があることも途中で知りました。

もっと早く知ってれば前の動画↓をもっと綺麗に作れてました。

↑プレイヤーの姿を消すために透明化ポーションを飲んで自分で石を壊してました。

白いグルグルが出ているのはそのせい。

 

あと日の当たり方によっては極端に暗くなっちゃうことがあったのでそこは色調補正でごまかしてます。日当たりの良い角度で再収録するのがイヤだったので。

 

 

【動画内容】

Minecraftには無数に効果音がありますが、動画の方向性をわかってもらうためにまずは一番シンプルな土と石。

 

とにかく聞き心地の良さを追求しました。

自分で特に気に入ってる木の部分↓。

(ついに自分の動画にも「うぽちんうぽふたうぽすきうぽつなり」コメが...!?)

 

リリース前の要素の一つである「宝物庫」から飛び出すアイテムは開発段階の情報(スナップショット等)を元に選んでるので本リリース後のルートテーブルと差異があるかもしれません。

当時はヘビーコアを入れてましたがその後普通の宝物庫からは出ないように変更されたのでとりあえずそこは修正してます。

 

出てくるMobは半分くらいMMDで作ってます。

別名義でMMD方面でも活動してるので選択肢が増えてよかったです。

 

↓は落下や待機モーションも含めてMMDです。石とかガラスは実機撮影。

 

エンダーマンは全てMMDです。

MMDと実物との見た目の差がほとんど無いからバレにくいのもマイクラの良さですね。

単色背景なので気づきにくいと思いますが最初の5テレポート分は「導入」として視野角すごく上げてます。

youtu.be

この動画を作り始めた超初期にイントロとともに思い付いた場面なのでここから構成を広げました。

ちょうど偶然この後にチェストの開閉音を置いていたので、せっかくなのでエンダーマンとストーリーを繋げました。

チェストから取り出すアイテムを何にするか迷ってたので、対エンダーマンでよく使われるアイテムにしました。

剣:この後殴りまくるので。エンダーパール目当てで倒すことが多いので、ドロップ増加エンチャントがつけられるからという意味もあります。後付けですが。

盾:基本の戦闘アイテム。水弱点を知らなかった頃はずっと盾に頼ってました。

水バケツ:水が弱点なので。エンドに行くときは絶対に持っていきましょう。

ボート:動きを封じるためによく使われる。Java版だと永遠に動きを止められるので必須です

不死のトーテム:やられないように。あとこの後のパートで使うので。

 

Minecraftで敵を攻撃すると真上に飛び上がるだけですが、せっかくMMDで作ってるのでダメージ受けた感が出るような角度やイージングに拘りました。

攻撃時の白いエフェクトは当時入れてませんでしたが物足りなかったので投稿直前に急遽収録して追加しました。

 

クモなんか完全な捏造体勢で被ダメージモーション作ってますが正面なのでちゃんと見せられなくてちょっと残念です。

別角度↓

youtu.be

 

最後はプレイヤー自分自身に攻撃。

実機撮影版は口髭がありますがMMD版はありません。統一したかったですが、面倒ですしどっちの要素も回収できるからこのままにしました。

相手が持ってる剣はスティーブの手に追従させたかったのでxファイルのアクセサリを使ってますが、自分の剣は単体で動かしたかったので普通のpmxファイル(別作者様のモデル)です。

色が違うのはそのためです。

 

ヴィンディケーターの持つ斧も同様にアクセサリを使用。

 

効果音エリア2。

職業ブロックで統一してます。

矢細工台は使い道が現在無いので、ディスペンサーの空打ちのようなパーティクルを出すだけです。一種の皮肉とも言えます。

 

せっかくのマイクラ動画なのでマップアート再現ネタを入れました。

過去作では大オチとして使っていた劣化像ネタを、今回は数あるネタの一つにすぎないというような使い方をしています。
普段だとこれだけで疲れるのですが、今回はガチで作ってるので努力を惜しみません。

 

像の全身 ↓

背中にアドラのマークもあります。

 

マップアート作成時点でダイヤの家は作ってましたが動画内に登場機会はありませんでした。

 

像のお披露目時の茶枠は「望遠鏡」のUI再現。

Aviutlの縁取りや図形だけで再現できるので「無」から生み出したことになります。

実際の望遠鏡UI ↓

 

暑いンクラフトでは行商人のボイスをプレイヤー(ホシノ)の声として使っていたので、それを想起させるために今回もそうしてます。

 

暑クラと違って今回はスキンは自作ではありません。

作るとなると流石に作業量がヤバくなるので。

 

歩くニワトリはMMDの予定でしたがテクスチャの都合で実機に変更。

エサを手に持っておびき寄せて無理やり歩かせてます。

 

ニワトリとピグリンの間が思いつかなかったのでニワトリのタマゴ。

全編凝ってなくてもいいやと思ってこのまま進めました。

 

「あ、キレてる」で最初に思い付いたのがピグリン。

イクラで唯一、知的な理由で怒る生き物です。

ピグリンの怒りに持っていくために、当時は現在のニワトリエリアまでがっつりピグリンの煽動に使ってました。

金鉱石掘ったり金防具捨てたり。

けどここまで前振り長くするネタでもないので短縮しました。短い方がスタイリッシュですしね。

なので「チェストを開けると怒る」の1アクションでキレさせました。

ピグリンは金(きん)が好きという特性もあるので、チェスト内の金を物色してるような演出にすることでマインクラフトを知らない人でも「お宝漁られて怒ってるんだな」と捉えられるようにしました。

 

前からMMDでちょっとしたモーション作るのが好きだったので、ここの怒りの動きを考えるのが楽しかったです。

顔をこちらに向けたまま、首と胴を前傾。

前傾させる前は、前の棒立ちシーンよりも軽く体を仰け反らせてます。カメラが変わったからできる表現です。

youtu.be

 

短い鳴き声を切り貼りするパートが欲しかったのでウーパールーパー

からの連想でドラウンド。

ドラウンドがゆっくり泳いで近づき返り討ちに合う表現が実機録画だと良いのが撮れなさそうだったのでこれもMMDで代用してます。

さっきのピグリンもそうですが、せっかくMMD自由度の高い動きが作れるので、実際のゲームでしないような動きも作ってます。

実機では棒立ちのまま近づいてきますが、MMDでは漂うような体勢でモーションを作ってます。

攻撃を受けて跳ね飛ばされる動きもMMD内で作ってます。

MMDはイージングの自由度が高いのでなるべくMMD内で動きを完結させたいです。

 

鳴き声2。

後ろの水エフェクトは先ほどのウーパーと違いオタマジャクシ入りバケツの水の色。

カエルの鳴き声に加え足音(ジャンプ音)も入れて音にヌメりを出しました。

 

イクラの万物はマス目で構成されてるので表情とかをいじるのが楽です。

オレンジの四角形を上から貼って目を閉じてます。

ゲーム内では目を閉じたり黒目を動かしたりしませんが演出優先で。

 

カエルがヤギを食べるバグの再現。

元々はゲーム内でヤギ食う瞬間のスクショで済ますつもりでしたが、凝れるとこはとことん凝ろうと決めてたので別々で切り抜き素材作って動かすことにしました。

ベロの長さが足りなかったので編集で延長してます。

元MV↓と同じ構図を意識。

 

イントロぶりの無機物エリア。
元は一定のテーマに沿ったエリア(職業ブロックエリア)にする予定だったので砥石や地図音はその名残です。

ゲームだと本棚の音はしっかり「本を入れる」時と「本を取り出す」時で別々に存在しているのですが、ここでは音を斑にするために両音ランダムに使ってます。

映像と音が違ってるだろって気づく人はこの世に絶対一人もいないのでやり得です。

本当はこれは理由の半分で、もう半分の理由は音源完成して映像作る際に「これ、入れる時と出す時のどっちの音だったっけ」って確認するのが面倒だったからです。

 

地図を書く時の音は連続した音の集まりなので、メリハリを持たせたいときに重宝するなと思い必ずどこかで使う予定でした。

地図が描かれていく演出は「白紙の地図」と「記入済みの地図」を重ねて後者にかすれた図形でマスクをかけて上方向に動かしただけです。

バレない手抜きはどんどん実施していきましょう。

 

「金床を叩く時の3連音」を使いたかったので曲に3連符が出るここに入れました。

経験値オーブの音は魔法チックなのでここの打音エリアには合わなかったと思います。

作り直す機会があれば消してると思います。

 

本棚から本を取り

そこに地図を描き

不要な本を砥石にかけ(エンチャント解除)

出てきた経験値を金床を使う

 

という一本のストーリーにするつもりでした。

本と地図は全くの別のアイテムであり視聴者からしたら繋がりが途切れてしまうので、そこを繋げるために「本に地図を書き込んでる」演出にしようと思ってました。

最終版の地図の動きは続投させつつ、バックに見開き本を2,3冊置いてそこに「地図で行ける場所」の写真が書き込まれる演出を考えていました。

地図で行ける場所:森の洋館埋もれた宝のある砂浜、トライアルチャンバー

 

この後のパートのネタに困ってましたが、金床で作れる物繋がりで名札ネタに決めました。ちょうど3つありますし。

 

「名札」はゲーム内のMobに好きな名前を付けてあげられるアイテムです。猫とかのペットに付けることが多いと思います。(私は敵モンスターをよく飼うのでデスポーン対策につけることの方が多いですが)

そんな名札ですが、一部の名前を一部の生き物に付けると特殊な効果を発揮する小ネタがあります。

以下パートでは名札の小ネタを再現しています。

羊に「jeb」と名付けると体が虹色になります。

音に合わせてポーズを変えることが決まっていたので、実機で撮るのが大変そうだと察知したためMMDで再現しました。

まず緑色の羊でポーズをとらせ、クロマキーで透過しその裏で同じ羊(透過させない)を置いてその色相を動かしています。

実機で目当てのポーズとらせるのは絶対大変なのでMMDでやってよかったです。

そもそも実機での素材調達作業そのものが心身共に大変な作業なので極力減らしたかったのです。何撮ったかの管理表開くだけでもツラかったです。

MMD触ってる方が何億倍も楽しいですしね。

ヴィンディケーターに「Johnny」と名付けると狂暴化(視界の全Mobを敵対視)します。

上の羊と違って見た目が変わらないので斧を振りまくる程度にしました。

これも実機撮影だとムリそうだったのでMMDです。

目に赤いフラッシュでも入れようとも思いましたが別にいいやと思いこのままにしました。

 

Mobに「Dinnerbone」または「Grumm」と付けると逆さまになります。

虹の羊とかとは異なり、どんなMobでもこうなります。

新しめのMobを使いたかったので2023年出身のスニッファーを採用。

初めから逆さまの状態で登場させると元からこういう見た目だったんじゃないのと思われて名札ネタが伝わらなくなりそうだったので、正常な状態から逆さまに切り替えるようにしました。

 

長めのシーンで棒立ちだとダレるのでスニッファーが地面から種を掘り起こす一連の動作を使用。

他の実機撮影組のMobは透明な床(バリアブロック)に立たせて背景単色化で素材が作れるので楽ですが、このスニッファーは特定の材質の床(土やコケ等)に乗っていないと種を掘り起こす動作をしてくれません。

指定された材質はどれもスニッファーの体色と被るのでキー透過ができず困りました。

しかしあることに気づきました。↓

youtu.be

このゲーム、カメラが床に入り込むと床が描画されなくなるようです。

そういえばスペクテイターモードでよく見る光景ですね。

これで床の種類を気にせず撮影ができます。角度の制約はありますが真横でも良いので問題なし。

 

歌詞の「Listen」の部分に合いそうな音を探した結果、コウモリとキツネの二択になりました。

コウモリに決めた理由は原曲の小休止的な一瞬静かになる雰囲気と合うからです。

この時の背景色は投稿直前まで迷いました。

黄色のままだとブリッジ間が無くなるけど元MVと同じ色だとコウモリと被る。

結局「暗い青が円形に外に行くにつれ暗くなる」ような背景にしました。(こういうの絶対呼び方あると思うんですが見つけられませんでした)

洞窟感を出せました。

コウモリは、少なくとも左右のどっちかは大半の人が見慣れている去年までの古いテクスチャにしようと思いましたが、最新のものを使うことをコンセプトにしてたのと情報量の都合で今(1.20.3~)のテクスチャのみにしました。

あと最後のラッシュゾーンで旧テクスチャも回収できてますしね。

 

例によってここもMMDです。
音より先に動画思い付いたとこなので音声はエンダーマンが鳴くだけです。

実機で撮るとカメラの動かし方に限界があるのでMMD確定です。

エンダーマンは静止しているようでカメラの動きに合わせて首を動かしています。↓ 

youtu.be

 

校長が顔をしかめるシーンの再現。

ピグリンの時のように顔や体の角度はかなり拘ってます。

youtu.be

 

ちなみに背景の色合いはエンドクリスタルです。

コメントでも言われていましたがラビットホールではありません。

(この後のMAD再現ゾーンにラビホネタがあるのでそうなのではないかと思った人は多いかも)

 

言われて初めて気づきましたが確かに似てますね(笑)



手前の三本線もせっかくなのでエンダーマン繋がりで何かパロディをしようと思っていましたが元MVの形のままの方が都合がよかったのでノータッチです。

エンド要塞の防具装飾の模様(以下画像の腹部の目の模様でやろうとか思っていました。)

 

テクスチャの一面だけを抽出して最大限の手抜きをしています。

Aviutlでの操作を少しでも軽くするために、3個横並びになってるところはそれぞれ1つを画像ループで3つにしています。(低スペックPCなので。)

嵌め込まれたエンダーアイも画像ループで増やしてます。嵌め込まれる前の部分は画像ループ後にクリッピングで削って、登場時にクリッピングを解除しています。

前の卵のシーンでも似たことをしています。

下段と中段はそれぞれ1個の卵を画像ループで2個に増やして、クリッピングで登場を制御してます。

 

エンダーマン、エンドポータルと来たのでこの辺はエンド関連で統一することにしました。

サビ前は曲が一回完全に静かになるところなので、エンダードラゴンがやられる音で雰囲気を合わせました。

さすがにスクリーンショット1枚だと「エンドラがやられたこと」が伝わりづらそうだったのでここは動画にしてます。

 

サビ直前の「Now Singin'」にピッタリ合う鳴き声を持ったエンド関連生物としてエンダーマイトを採用。
これもMMDです。一瞬ですが下からせりあがる動きもMMDなので角度に嘘がありません。

実物と見比べて身体のうねりのモーションを節ごとに再現しましたが、最終的に映ってるのは4つの節のうちの手前2つだけでした。

実際はこういう体です ↓

youtu.be

 

サビ。一番の肝。

エンドの生物であるシュルカーの鳴き声が「ブリン」「バン」「ボン」の音を奇跡的にすべて回収してくれました。

普段からブリブリ鳴くMobです。

ニコニコ版ではここについてのコメントは全くされませんでしたが、他プラットフォームでは気づいてもらえました。特にTikTok(転載)では多くがこれについてのコメントでした。

「マッシュルカー」とか書かれると思ったんだけどな

 

下段だけだと増えた時に余白が気になるので天井にも張り付けさせました。

地形に沿って張り付く生き物なので。

ここの背景がこんな色なのはMV通りの色だと下のように暗すぎてシュルカーと同化するからです。(今見るとそうでもないかも)

BBみたいで気持ち悪くなっちゃいましたが妥協の結果です。

実際の生態よろしくシュルカーの体色の方を変える発想もありましたが撮影コストがバカにならないのでデフォルトの紫以外使わないと決めてました。

 

合間合間のカットには「Now Singin'」という歌詞と元MVのマーガレット・マカロン(音系の魔法使い)から連想し、マイクラの「音楽」関連ネタを入れてます。

(当時はマーガレット回まで見てなかったけどOPでピアノ弾いてるしそういうことだよねって思ってそうしました。)

 

・ジュークボックス:音楽ディスクを入れて音楽を再生できる

・飛んでいるディスク4つ:近年のアップデートで追加された音楽ディスク群

・アレイ(左):音楽が流れていると回って踊る習性がある

・オウム(右):同じく音楽が流れていると回って踊る習性がある(Party Parrotネタを公式がやっている)

 

ここにVer. 1.21(今年実装予定の最新バージョン)で登場する新たな音楽ディスクも入れたかったのですが、この時はまだ追加が確定されてなかったので採用を見送りました。

公式のトレーラーにちらっと映った程度だったので正確なアナウンスが出るまで入れないようにしてました。見切り発車で入れて実は違ってたら恥ずかしいので。

まあ結果的には入れて正解だったんだけどね(当動画投稿数日後に発表):

Minecraft Snapshot 24w18a | Minecraft: Java Edition

 

・スケルトンとクリーパー:クリーパーがスケルトンの矢で偶然やられると音楽ディスクを落とす

・ディスク群:上のクリーパーが落とすことのあるすべてのディスク。

 

本当は「ベル」や「ヤギの角笛」、「スカルクシュリーカー」等の音系アイテムもどこかに入れようかなと思ってました。シュルカーゾーンの余白とかに。

 

テレビちゃんの材料:

・磨かれた閃緑岩

・白いコンクリート

・黒いコンクリート

・ブラックストーン

 

ここも例によって画像ループとクリッピングをふんだんに使ってるので粗が見えます。

バレないだろうしバレたところでだからスルー。

 

テレビちゃんの画面内に映し出される近年のニコニコの音MADネタ達。

元々ここは「音MADネタのマイクラ再現」ではなく「マイクラに関する音MADネタ」を入れる予定でした。

百聞は ↓ にしかず

youtu.be

 

①Hikakin_Mania のマイクラ関連素材

②ゲイマスオのマイクラ関連素材(ハチハチブンブンはマイクラのイベントの映像)

③おにべろす

④Aquariusの女の子(曲がマイクラの曲であるPigstepなので)

○○__マイクラシリーズ

マーシャル・マキシデッド (選定理由:これから流行ってほしいから。流行は「二人目」が大事なので。)

 

・・・ですがMinecraft由来の音しか使いたくないと途中から思い始めたのでこのアイデアはスクラップ。

それでも何らかの再現ネタはここに入れたいので今の形になりました。

現在のこの演出に至ったきっかけは、過去のマイクラ動画ラクダのシーンに付きまくったmalialiコメントです。


camel_singing_maliali_song

カメラの外でエサを持っておびき寄せてます。


音割れホラーマン

これだけは実機で再現できないのでMMDです。

吊るされてる感じを出すために遠心力を体の傾きで表現してます。

よく聴くと音声も割れホを再現してます。

 

○○__セックスシリーズ

ロデオマシンが正方形にならないように薄い板(トラップドア)を両端に貼って幅を増やしました。

イクラの物資だけで再現したかったので両端の黒は編集ではなくマイクラ内のアイテムです(黒いコンクリート

猫ミーム

猫のHuh?の動きを再現するために、こっちに顔を向ける動作で申し訳程度に動かしています。

ヤギの動きも再現するのはさすがに大変なのでNoAIコマンドでスポーンさせて完全静止させてます。

 

病院の先生にデブって言われたね

病デブ。

車の内装と景色を再現するのが楽しかったです。

身体と首の向き関係を制御するのに少し苦戦しました。首が動くとそれに合わせてワンテンポ置いて体もむいちゃうので、体の向き調整からやり直しになるからです。

(コマンドで無理やりやるほうがダルそうだったので自力でやりました)

 

好きな惣菜発表ドラゴン

背景は白いコンクリートを隙間なく埋め尽くしました。

惣菜として映してるシチューは編集ではなく実際に同じ空間に置いてます。↓

youtu.be

 

伏線

 

他の再現ネタ候補:

・ウミガメ⇒踊るノコノコ(背景は雪原バイオーム)

・音じめにふ音じめ音けつ音ロリ⇒キツネ(ウサギに性交枠取られて不採用)

・アストロガンガン⇒シロクマ(なんか違うので不採用)

・エモリアル⇒パンダ(パンダを映す以外にできることがないので不採用)

 

スマブラ参戦PV再現。

先程紹介した没前の「マイクラ関連ネタ」の延長で出してたのを没後も残しました。

没前は元の参戦画像をそのまま使ってましたが前述の方針転換によりマイクラで無理やり再現しました。

スマブラのスティーブ要素を絶対にどこかに入れたかったので文脈が多少崩れても入れたかったんです。

そうでもしないと「スマブラDLC MADシリーズ」のスティーブ枠を埋めるチャンスが無くなるので。


ちなみにこれも実機撮影です。

 

この後の「歴代アップデート振り返りゾーン」に繋ぐためのエリア。

Minecraftはアップデートごとにバージョンが1.0, 1.1, 1.3...と新しくなっていくのですが、上のシーンは1.0よりも前の開発段階の時点で生まれたものを厳選して置いています。いきなり1.0から始まるとクリーパーとかのお馴染みの面子がいなくて物足りないので。

無理やりスマブラ参戦シーンに重ねてます。

「スティーブ参戦」の文字が来るべき位置にあるのはMinecraftリリース前の時代の初期のロゴです。

音声はVer. 1.0以前の代表として当時の旧・爆発SEを入れてます。この後はアプデごとに各Verを代表する音が流れるのでそれを今のうちに踏襲するようにしてます。

 

赤レンガの柱は「Minecraft正式リリース」の再現。

この後のVer. 1.0~のシーンへのバトン。

気づいた人がいたらすごい。

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ラッシュゾーン開始!!

 

私がMinecraftを始めたのは2021年初旬なので昔のバージョンになるほど知識が薄いです。

なのでを漁ってすべての(メジャー)アップデートの正確な知識を付けました。

 

あとグラフィックも各バージョンと合わせています。

昔のバージョンなのに最新のテクスチャになってるってことが無いように。

(当初はそれでもいいやと思って進めてましたが途中でそこも拘りたくなったので撮り直しがたくさん発生しました。)

 

一部ブロックとアイテム以外は全部実機で一つずつ撮ってます。

出来る限り棒立ちではなくかっこいい角度やポーズで撮ることを心掛けました。

 

Ver. 1.0

 

Ver. 1.1

スーパーフラットとスポーンエッグの追加ぐらいしかないアップデートなので音に困りました。

スポーンエッグから何らかのMobを出して代理で鳴かせることにしました。

エッグが割れた感を出すため、かなり先の要素であるウミガメのタマゴが割れるパキッていう音も入れてます。捏造ですが仕方ない。特例です。

 

Ver. 1.2

左下のネコ同士がカメラ制御で同じZ座標のまま重なっちゃってるのに気づいたのは投稿後の話。

あと動画制作の終盤でAviutlのイージング設定が全部消える現象が起きたので、この辺の登場スピードを後から調整できなかったのが悔やまれます。(可能ではあるけどやり直しする気力残ってなかった)

ちょうど消える直前に全編通してテスト出力してたのでそれで妥協してます。

 

Ver. 1.3

このバージョンは新登場のMobはいませんが「村人と交易する機能」が追加されたので、村人の取引ボイスを使いました。

これを知らないと「どこからこの声が出てるんだろう」と思うでしょうね。

 

Ver. 1.4

ウィザーは一番最初に撮影したキャストです。撮影方法を模索してる時に偶然かっこいいポーズが撮れました。

 

Ver. 1.5

21個のアプデを曲に嵌めなければいけないので、合いの手で消費されるものも出てきます。それがこれ。

鳴き声のある追加Mobもいないのでここに入れて数合わせするのが最適だと思いました。

当初は下のドロッパーのアイテム噴射だけでしたが、最大限要素を入れたかったので上に日照センサーを追加しました。外の明るさに反応するアイテムなので画面ごと暗転。

 

Ver. 1.6

全シーンに地面を置きたかったけど新規追加要素以外はなるべく入れたくなかったのでこのような空中戦もたまに起こります。

当時の馬は今と違い口が無いので過去バージョン撮影が必須です。

リプレイMODの使える最低バージョンだと後ろ足で立つ象徴的なポーズが一時的にオミットされているようなので仕方なく棒立ちにしました。

右下のカーペットはマッシュルのメインキャラ達の配色。


Ver. 1.7

これもMobがいないアプデなので、特に重要そうな要素であるサバンナとダークオークの木をセンターに置き、木材と葉っぱの音で無理やり鳴かせました。

バイオームが大量に追加されたアプデなのでその辺がっつり回収してます。メサの後ろに氷柱バイオームもあります。

 

Ver. 1.8

海底神殿にちなんで、険しさと神秘的な感じを出すために背景は青空ではなく朝焼け。あと海。

海底神殿の撮影がめちゃくちゃ大変でした。

「高さ何マス以上の水中」のような条件を満たしていないと構造物設置コマンドで呼び出せないようなので、水だけのスーパーフラットワールドを作り、バリアブロックで神殿を完全に囲い、内側の水を抜いて空(=透過用のクロマキー)が見えるようにしてやっと撮影できるようにしました。もっと効率的な方法あるんでしょうけどこれ以上勉強する気分じゃ無かったので強行突破しました。悪い癖ですね。

あと左下のウサギは現行バージョンで撮ったので追加当初のテクスチャとはちょっと違います。撮り直すの忘れてました。

 

右上の旗はマッシュルのイーストン魔法学校の寮の色です。

三原色すぎて気付かないかもですが。

OPにも映ってますね。


Ver. 1.9

エンドシティと同化してしまうのでシュルカーには傾いてもらいました。

今のJava版の戦闘システムが導入されたアプデなので攻撃時のクールダウンマークも忘れず入れてます。

 

Ver. 1.10

簡単に言えば「熱さと寒さ」がテーマのアップデートなので、背景は暑そうな夕焼け。
追加要素が少ないので各オブジェクトは大きめ。


Ver. 1.11

悪い村人との戦闘がメインのアプデなので背景はワルそうな夜空。

センターのヴィンディケーターは前のパートでMMDで使ったのをそのまま流用してます。

更地に森の洋館があると変なので申し訳程度にダークオークを手前に生やしてます。

実際に森の中に建ってる洋館を撮りに行くのが大変そうだったのでこうしてます。

 

Ver. 1.12

こちらも追加要素の少ないアプデです。いや追加ブロック数自体は多いんですけど。

サバイバルモードをベースに作ってるのでイリュージョナーは入れてません。

 

Ver. 1.13

複数種の海洋バイオームが追加されましたが、一番目立つサンゴ礁(暖かい海)を背景に選びました。珊瑚ブロックやシーピクルスも同時に回収できますし。

水中だと視界が水中の色味になっちゃうので、左上と右下の魚は陸に上げてピチピチしてるところを撮ったのを貼って泳いでるように見せかけてます。(鬼畜)

 

Ver. 1.14

1個前の海アプデ並みに要素が多いです。

が、特に他に言うことは無い。

 

Ver. 1.15

ハチとハチ関連ブロックが追加されただけですが、さすがに青空だけだと嫌なので、新規要素ではありませんが「花の森」バイオームを背景にしました。

「このバージョン以降、そこにハチの巣が出来るようになったから」というこじつけ。

ちょうど合いの手が来るタイミングなのでハチの巣とハニカム

本来はハチの巣から取れるハニカムは必ず3個と決まっているのですが、それだと画面がごちゃごちゃしちゃうので演出優先で2個に。この下り多いですね。

 

Ver. 1.16

ネザーの4バイオームは使えそうなロケーションを探すのに時間がかかりました。

背景のピグリン要塞は動画制作終盤で無いことに気付いたので公式Wikiの画像をそのまま使ってます。

 

Ver. 1.17 & Ver. 1.18

洞窟の暗い感じを出すために背景は夜空。

これもバイオームの撮影に苦戦しました。中央の山が見えるために片側が空いてる地形を探さなきゃいけないので。

このシーンだけ2つのアップデートを統合してますが、本来一つのアップデートとしてリリースされる予定だったのと、1.18に専用シーン作るのが無理そうだったので統合しました。

ツイッターでも言ってます:

 

Ver. 1.19

空:マングローブの暖かい感じ&ディープダークの暗さをちょっと出すために夕焼け。(木でほぼ見えないが)

ちょっとでも要素回収するためにアレイに「ヤギの角笛」持たせてます。

 

Ver. 1.20

空:1.20のメニュー画面の背景(パノラマ)が夕焼けなので。↓

個人的に一番気に入ってるシーンです。要素の回収度合いと物の配置、割合が良い感じに上手くいったと思います。

あと左上の看板の小ネタ:

 

Ver. 1.21

この動画が投稿された時点ではまだリリースされてないバージョンです。

つまり「そして未来へ」って感じの演出です。

イクラは開発段階から色々情報出してくれるので大体のアプデの全貌は早い段階でわかります。

左上の村人の絵は、当動画投稿時点では最も新しい要素です。

 

Ver. 1.20.5 (Java) / Ver. 1.20.80 (BE)

かなり特殊な例ですが、アルマジロと新オオカミは期間的に1.21みたいなもんなので順番を気にせずここの合いの手に入れてます。

 

当時の実機撮影メモ:

 

 

アウトロ

力のポーションを飲んでパワー増大⇒マッシュルの「マッスル」の部分。

去年から力のポーションは赤色でなく黄色に変わったので何飲んでるのかわからなかった人も多いと思います。どうしても最新バージョンをベースに作りたかったので。

キノコ⇒マッシュルの「マッシュ」の部分。キノコ頭くん。

このキノコは1個前のシーンで緑のスケルト(ボグド)の頭に生えてた物です。

よく見ると切り離されて飛んで行ってます。

実際にゲーム内でもハサミを使って頭のキノコを採ることができます。

サムネ

マッシュをスティーブに変えて、手に手描きドットのシュークリームでも持たせようと思いましたが、そこまでやってもなんも変わらなさそうだし疲れるのでやめました。

結局いつも通りの構成のサムネになりました。

でも曲と素材がぱっと見で伝わりやすいし簡単に出来る上に丁寧な感じも出せるので結局はいつもこういう構成でサムネ作ってます。

 

 

【おまけ】

一通り作り終えた後の修正箇所管理メモ:

今見ると「いいやもう」から疲労が伝わってきて面白いです。

 

 

【後書き】

今まで作った動画でトップ5に入るほど時間をかけました。

「思いつきさえすれば誰にでも作れる動画」をモットーに普段動画作ってるんですが、こういうガチな動画を作るのもこれはこれで楽しいですね。

Minecraftの効果音MAD作るの思いのほか楽しかったので今後もこういうの作りたいと思ってます。

過去の効果音MADと違って今回はめちゃくちゃ伸びたのでモチベーションが保てそうです。

次は何の曲でどんなのを作るかももう決めてます。

 

あとつべの再生数ニコにくれ ↓

 

 

【好きなコメント】

ゲロ?

理由:そんなわけないから

 

 

 

・・・と思ったけど言いたいことはわかる

 

 

終わり

 

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